栃木群馬ブロック長/入社9年目(取材当時)

宍倉 奏So Shishikura

「伝え方」次第で
150人ものスタッフを動かす、
やりがいのある仕事です。

本社と店舗をつなぐ
メッセンジャー的な役目です。

ブロック長は、管轄内の店舗に会社の方針を伝える役割を担っています。もちろん、ただ伝えるのではなく、方針をもとに営業戦略や営業指導の考案や提案、人材管理などを行います。具体的には、メールで営業実績などのデータや営業指示を送り、店舗へ出向きます。管轄内に30店舗あるため、1日4、5店舗、月2回は各店舗へ行けるよう心がけています。店舗に着いたらまず、お客様目線で店内外を見て、問題点がないか確認します。現場のスタッフは見慣れていますから、“風景化”して気づき難くなりますからね。そのあとで、店舗やスタッフの課題や悩みを聞いて、改善するためにサポートしていきます。

「伝える」と「伝わる」は別物。
伝え方に重きをおいて
取り組んでいます。

ブロック長は、売上を向上することが至上命題となりますが、それを実現するためには、会社の意図をスタッフ一人ひとりに浸透させることが重要になります。例えば、文面や画像だけでは情報が限られてしまうため行動につながらず、成果も出せない。伝えたことがどのように受け取られ、どう行動に移されているかを目視やヒアリングで確認しないと、精度まで推し量れないのです。大事なのは、伝え方を工夫すること。よく当社の社長が話していることですが、「伝える」と「伝わる」は別物なのです。スタッフ一人ひとりの特徴を把握して、それぞれに合った伝え方に変換して理解度を高める。それがブロック長として最も重要なことだと考えています。

数十店舗、百数十人を動かす、
やりがいのある仕事です。

実は、入社当初からブロック長を目指していました。上昇志向もありますが、できるだけ多くの人と関わりたいと思ったからです。店長は販売スタッフを指導し、その店長をブロック長が指導します。それが1店舗ではなく、数十店舗、百数十人に影響を与え続けるのですから、やりがいがあります。本社で働く社員には本社でのやりがいがありますし、現場には現場のやりがいがあります。ブロック長はそのちょうど良い部分を両方味わえる仕事だと思います。

「どう売ろうか」ではなく、
「どう伝えたらいいか」というポジティブなアプローチで。

メガネ業界は、世間一般では地味なイメージがあるかもしれませんが、お客様の人生に関わるという点では、これほど奥が深い仕事はあまりないと思います。見えにくい、聴こえにくいことを改善することで、その人の生活を変えられるんです。子どもの頃からずっと来店してくださるお客様も多く、いわばライフスタイルのコンサルタント。誇りを持てる仕事だと感じています。メガネトップは自社工場があり、お客様の要望を商品に反映することができるため、販売しがいがありますし、自信を持って薦められます。「どう売ろうか」ではなく、「このメガネの良さをどう伝えたらいいか」というポジティブなアプローチで販売できることも魅力。ぜひ、チャレンジしていただきたいと思います。

ある1日のスケジュール

9:00 PCにて当日の行動目標などの情報を発信、店舗巡回を開始。
10:00 店舗朝礼へ参加。
スタッフとコミュニケーションを図り、店舗の進捗や課題を共有します。課題や改善点だけを伝えるのではなく、活躍に対してフィードバックするよう心掛けています。
12:00 店舗間移動(平均1日4~5店舗程度)。
月単位・週単位でテーマを設け、時間をかけて巡回することもあります。実際に検査台や売り場を使って、ロールプレイング形式でのレクチャーなども実施します。
13:00 お昼休憩
14:00 事務作業・情報配信。
巡回時の気づきをブロック全体で共有します。
17:00 業務指示発信、他のブロック長との情報・意見交換。
ブロック長一人ひとり視点や得意分野が異なるため、新しいアイディアは柔軟に取り入れるようにしています。最近はリモートの活用で、複数ブロック合同での勉強会なども行っています。
18:00 各店舗から当日の業務内容の報告をもらい、フィードバック。