勤続17年のうち2回出産を経験しましたが、産休育休をとりづらいとは感じませんでした。どちらも「しっかり休んで戻ってきてください」というようなムードだったので。1回目の職場復帰は「メガネトップ」が「眼鏡市場」へ移行していた時期で、接客のブランクがあった上に業務形態やシステム変更などがあり大変でしたが、産休前から一緒に働いていたスタッフたちのサポートもあり2~3ヶ月でカンを取り戻せました。2回目の産休明けは、店長はじめ全てのスタッフが入れ替わっていたのですが、そこでも温かく迎え入れてくれたのが嬉しかったですね。子育てと仕事の両立は「周りに助けてもらう」これが大切だと思います。もちろん主人や同居している母の助けもありましたが、職場での手厚いサポートは精神的にも肉体的にも安心感が大きかったです。
店長になったのは2010年ですが、当初は下の子が1歳だったこともあり、昇進をお断りしていました。責任が重すぎたんですね。その後、頼まれるような形で店長になったのでしばらく葛藤がありました。そんな中、当時のブロック長に「仕事と家庭どっちを優先したらいいか悩んでいます…」と打ち明けてみたのですが、ブロック長は「家庭に決まってるよ」と即答してくれました。目頭が熱くなりました。その言葉を聞いた瞬間「あっ、これならやっていける」と確信。気持ちもだいぶ楽になりました。実際に務めてみると、もちろん責任はありますが忙しくない時期は定時の19時でお店を締めて帰りますし、冠婚葬祭や子どものイベントがある時はお休みも取れます。売上も少しずつ伸びていますし、団結力のある職場で笑顔が耐えない毎日を過ごしています。スタッフに恵まれている部分もあり、いまでは店長になって本当に良かったと思いますね。